誰もがインターネットを通して商品を販売できる時代になりました。そんな中で最近注目を浴びているのが手作りの作品を販売、購入できるハンドメイドマーケット。手軽に自分が作ったハンドメイド作品を販売したり、他の人が作ったオリジナルの作品を購入することができるのが魅力です。今回は国内サイトを中心にハンドメイドマーケットを10サイト集めました。

1. minne

minne（ミンネ）は手作りの作品を公開、販売が出来るウェブ上のレンタルボックス。paperboy&co.が運営しています。クリエイター登録をすると自分だけのギャラリーを持つことができ、作品を公開、販売することができます。クリエイター登録は無料ですが、販売手数料は10.5%です。

スマートフォンに対応していたり、デザインがシンプルで使いやすいのが特徴です。

2. iichi

iichi（いいち）は、日本の作り手と世界中の使い手が直接つながり安心して売買することが出来るマーケットプレイスです。毎月5件まで作品名、説明文、プロフィールをiichiが無料翻訳してくれるので日本から世界へ発信していきたい人におすすめ。

作品を販売する際の成約手数料は作品販売代金の20％となっています。

3. Creema

Creema（クリーマ）もハンドメイド・手仕事・手作り品の販売、購入ができるマーケットプレイス。

作品を販売する場合、Creemaでは機能を無制限に利用できるスタンダードプランと、利用できる機能に制限のあるライトプランがあり、スタンダードプランは月額328円の出展料と、取引成立時に売買価格の5.25％のシステム利用料を支払います。ライトプランは月額出展料無料ですが、取引成立時に売買価格の12.6％のシステム利用料がかかります。

4. TSUCURU

TSUCURUは一点ものに特化したソーシャルマーケットプレイスです。TSUCURUに出店している他のアーティストとメッセージ機能をつかって簡単にコミュニケーションをとることができるのが特徴。

作品を販売するためのアーティスト登録は無料ですが、販売代金の10.8%を決済システム利用料として支払う必要があります。また、購入者も購入代金の5.25％を決済システム利用料として支払います。

5. tetote

tetoteはハンドメイド作品が出品、購入できるフリーマーケットサイトです。アメーバブログと連携できるのが特徴。8月末まではサイバーエージェントの運営ですが、9月からは手芸総合メーカーであるクロバーの関連子会社OCアイランドへ運営移管するそうです。

10月末まで出品月額手数料は無料ですが、販売成約手数料として販売した代金の10.5%を支払う必要があります。

6. モノイロ

モノイロはクリエイターが手掛ける手作り作品が購入できるオンラインハンドメイドマーケットのモノイロとクリエイターが出品・出稿の手続きを行うモノイロクリエイターズサイトの2つのサイトから成り立っています。

モノイロでは月額手数料、販売手数料が無料の代わりに専用のチケット購入し出品・出稿を行います。525円の出品チケットを購入すると、3作品まで出品できるそうです。

7. CLOTHO

CLOTHOはハンドメイド作品の紹介。販売、購入が楽しめる参加型のコミュニティ、ショッピングサイトです。作品を販売するためには月額315円のショップ会員に登録する必要があり、作品出品料が1作品につき10円、取引成立時に売買価格の3.5％の販売手数料がかかります。

8. COBO

COBOはギャラリー形式で自分の作品を販売することができるハンドメイドマーケット。出品する際の会員登録は無料ですが、販売商品の取引成約時に販売商品代金の5%をシステム手数料として支払います。

9. proory

proory (プルーリー) はこだわりの一品を探すためのソーシャルマーケットプレイスです。作品を販売する場合の会員登録は無料ですが、1ヶ月間で売上があった場合、その月の総売上の4.8%がprooryの手数料として支払う必要があります。

10. Etsy

これまで紹介したハンドメイドマーケットは全て国内のサイトでしたが、Etsyは海外のマーケットプレイスです。世界最大のハンドメイドマーケットで、販売されている作品のクオリティも非常に高いです。Etsyに出品するのは少しハードルが高いかもしれませんが、世界中の人に自分の作品をアピールすることができると思います。

公園などで開催されているフリーマーケットのように気軽に作品を販売、購入できるのがネット上のハンドメイドマーケットの魅力だと思います。しかし出品する際はサイトによって料金体系やシステムがバラバラなので自分にあったマーケットを選択する必要があります。

自分だけの小さなお店を持ってみたい方や、手作り作品を購入したい方は今回紹介したハンドメイドマーケットを是非利用してみてはいかがでしょうか。