クリエイティブで面白いサカナクションのPVをまとめてみた
僕が今年ハマっているロックバンドがサカナクション。テクノにロックをかけ合わせたような楽曲がカッコいいサカナクションですが、PVもクリエイティブで面白いんです。そんな彼らのクリエイティブで面白いPVをまとめてみました。
1. アルクアラウンド
2010年1月にリリースされた2ndシングルの「アルクアラウンド」。歌詞が次々と表示されるPVは1台のカメラで撮られています。解体された文字が一瞬で歌詞になるカメラワークは絶妙。監督はPerfumeのPVを担当している関和亮さん。
「アルクアラウンド」は第14回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門で優秀賞を獲得した他、SPACE SHOWER Music Video Awards 11でBEST VIDEO OF THE YEARを受賞しました。
2. バッハの旋律を夜に聴いたせいです。
2011年7月にリリースされた「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」はボーカルの山口さんと4体の人形が踊るシュールなPV。
監督はグラフィックデザイナーの田中裕介さん。クリエイティブ・ディレクターにはサカナクションのPVに多く関わっているスタイリストの北澤“momo”寿志さんが務めています。
3. ネイティブダンサー
2009年1月にリリースされた3rdアルバム「シンシロ」のリード曲。ひたすらダンサーが曲に合わせてステップを踏むPVはUNIQLOCKで2008年にカンヌ国際広告祭サイバー部門グランプリを獲得した児玉裕一さんが監督を務めています。
振り付けを振付稼業air:manさん、スタイリングを北澤“momo”寿志さんが担当し、SPACE SHOWER Music Video Awards 10のBEST CONCEPTUAL VIDEOを受賞しました。
4. 目が明く藍色
2010年3月にリリースされた4thアルバム「kikUUiki」のリードナンバーである「目が明く藍色」はボーカルの山口さんが9年間におよぶ構想の末に作り上げた7分に迫るロック・シンフォニー。6000枚のスチール写真によって構成されたPVは9年間の思いが詰まっています。
監督は映像ディレクターでミュージシャンのPVを数多く手がける島田大介さん。
5. セントレイ
2008年にリリースされた1stシングルの「セントレイ」。演奏シーンが多い「セントレイ」のPVはサカナクションのPVの中で最もロックバンドらしいかもしれません。
6. サンプル
2008年1月にリリースされた「NIGHT FISHING」に収録されている「サンプル」のPV。色の使い方がとても綺麗なPVです。
7. ルーキー
2011年3月にリリースされた4thシングルの「ルーキー」は「目が明く藍色」を手掛けた島田大介さんと再びタッグを組んだPVです。ストーリー性の高いPVは見る人によって解釈が変わってくるかも。
8. アイデンティティ
2010年8月にリリースされた3rdシングルの「アイデンティティ」。監督は「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」でクリエイティブ・ディレクターを務めた北澤"momo"寿志さん。「セントレイ」と同じく演奏シーンが比較的多いPVでカッコいいです。
映像作品としてもクオリティが高く面白いサカナクションのPV。いかがでしたでしょうか。今回紹介したPVはVictor Music Channelのサカナクションリストで視聴することが出来ます。