アイデアを実現するためにインターネットを通じて不特定多数の人々から資金を集めるクラウドファンディングサービスが普及してきた中で、同じような仕組みでSNSを利用し、投稿を拡散させることができるクラウドツイーティングサービスのGHORUSが登場しました。

GHORUS（ゴーラス）は日本初のクラウドツイーティングサービスです。クラウドツイーティングとは特定の情報を発信したい人が、不特定多数の人から支援を求め、SNSで拡散させること。クラウドファンディングによく似ている仕組みです。

使い方はこちらの紹介動画がとてもわかりやすいです。何かを広めたいと思っている人がプロジェクトを立ち上げ、告知したい内容を公開します。その内容に対して賛同する人を集め、目標人数に達すると賛同者のTwitterかFacebookから指定された文章が同じ時間に呟かれるというもの。

数十から数百名のSNSアカウントから同時に発信されるため、自分にSNSでの影響力が無くても効果的にバズらせることができます。

5月29日に公開されたばかりのサービスですが、すでに多くのプロジェクトが投稿されています。イベントの告知からWebサイト・サービスの紹介、社会貢献への呼びかけなど内容は様々です。

例えばこちらの6月6日に公開される映画「グランド・ブダペスト・ホテル」を盛り上げたいプロジェクトでは記事を書いている時点で、40人の賛同者が集まり、賛同者の合計フォロワー数は12,857人となっています。

賛同したい場合はFacebookかTwitterでログインし、応援ボタンをクリックするだけ。あとは自動的にプロジェクトが成立すると指定された時間に投稿されます。

プロジェクトを投稿したい場合も指定された項目を埋めるだけで簡単に投稿できます。目標人数は20人、100人、10000人の3パターンから選択します。期日は7日後から30日後の期間で、設定できる時間は30分単位です。

とてもよく考えられている素敵なサービスだと思いました。クラウドファンディングとは違い、支援する側もされる側もお金はかからないですし、気軽に参加することができると思います。公開されたばかりのサービスですが、今後どのような形で利用されていくのか楽しみです。

Web Site

• GHORUS