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近未来を感じさせてくれる2つのユニークなコンパクトデジタルカメラ - nanomal

近未来を感じさせてくれる2つのユニークなコンパクトデジタルカメラ

スマートフォンの台頭によって衰退の危機を迎えているのがコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)です。そんなコンデジの未来、生き残る道を最近発表された2つのユニークなコンデジから考えてみようと思います。

Canon PowerShot N

Future of Compact Digital Camera 2

まず紹介するのはキャノンが今年のCES 2013で発表したCanon PowerShot N。コンデジといえば長方形が一般的ですがPowerShot Nは見ての通りほぼ正方形です。

更にこのカメラ、いわゆるシャッターボタンがありません。レンズのリングの部分を押しこむとシャッターが切れるようになっています。上からでも下からでも操作ができるように設計されています。

Future of Compact Digital Camera 3

画面はタッチパネルになっているのでボタンはありません。タッチパネルのおかげでほぼ正方形のデザインが実現してるんですね。

Future of Compact Digital Camera 4

背面画面は90度まで開くことができます。今までのコンデジでは難しかった角度からの撮影も楽そう。

まだまだ面白い機能がPowerShot Nには詰まっています。1つ目はクリエイティブショット機能。クリエイティブショット機能は構図、色、光をカメラが自動で変え、オリジナル写真を含めて6種類の写真を撮ってくれるというもの。自分では思いつかない構図の写真をカメラが勝手に判断して撮ってくれるんです。

2つ目はシーンモード。これはトイカメラ風などいろいろな効果で写真を撮ることができます。オリンパスのカメラでおなじみですね。

3つ目はWi-Fi機能。Wi-Fiが搭載されているのでスマートフォンやタブレット、PCに直接写真を送ることができます。専用アプリはAndroid、iOSでダウンロードすることができるようになります。

正方形を活かしてクリエイティブショットやシーンモードで撮った個性溢れる写真をInstagramなどにWi-Fiで送り、そのまま出先でアップするみたいなこともできてしまうんです。

PowerShot Nは4月下旬にキャノンオンラインショップで限定発売。価格は29,980円です。

iM1836 Android Camera

Future of Compact Digital Camera 5

もう1つのカメラは、こちらもCES 2013で発表されたポラロイドのiM1836 Android Camera。PowerShot Nとは違い、レンズ交換式のミラーレスカメラとなります。

Future of Compact Digital Camera 6

名前からもわかりますが、iM1836はAndroid 4.1 Jelly Beanを搭載しています。Wi-FiとBluetoothにも対応しているのでアプリを利用して写真をすぐにアップすることも可能です。動画撮影は1080pに対応しています。

iM1836のいい点はマウントアダプターを利用したらマイクロフォーサーズ規格のレンズを利用できるというところ。オリンパスやパナソニックでマイクロフォーサーズのデジカメを使っている人であればレンズを利用できてしまうんですね。

iM1836は4月までの発売を予定していて、価格は約400ドルとなっています。

画質重視から楽しさ重視へ

スマートフォンのカメラが高画質になることで、コンデジを必要としない人は増えて来ました。画質を求める人はデジタル一眼レフカメラを購入しますし、今のコンデジはとても難しいポジションにいると思います。

ただカメラは画質を追求するだけが楽しさではありません。Instagramのようなアプリが流行っているのはフィルター機能やSNS機能といった写真ならではの楽しさがあるからなはず。

そのような楽しさを追求してコンデジを開発した結果が、写真を共有するためのWi-Fi機能であったり、アプリを利用するためのAndroid OS搭載なのだと感じました。一眼レフよりコンパクトでスマートフォンより高画質で楽しいカメラ。こんなポジションがコンデジには求められているのかもしれません。

キャノンやポラロイドといったカメラの老舗メーカーがPowerShot NやiM1836といったカメラを発売することで、コンデジの未来が見えたような気がしました。

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