いざという時のためにチェックしておきたいGoogleの防災マップ
9月1日は防災の日。1923年に関東大震災が起きてから約90年が経ち、再び首都直下型の地震がいつ起きてもおかしくないと言われる中、Googleが防災マップの提供を始めました。
8月30日から9月5日の防災週間に先立って防災マップを公開したのは自然災害や人道的危機に際して、重要な情報をよりアクセスしやすい形で提供することを目的としているGoogleクライシスレスポンスチームです。
現在提供されている防災マップは東京都の情報を基に、災害時活動困難度を考慮した総合危険度を5段階でマッピングしています。こちらは渋谷駅周辺のマップ。総合危険度の他にも火災危険度や建物倒壊危険度をレイヤ別に見ていくことも可能です。
避難場所に絞って表示してみました。渋谷周辺だと青山学院・実践女子学園一帯や明治神宮・代々木公園一帯、駒場東大・駒場野公園一帯が歩いていける避難場所ですね。
最近ではあまり見かけなくなった公衆電話の場所データもNTT東日本の提供で探すことができます。
今回、Google防災マップを見ていて初めて知ったのですが、火災が発生しても大規模な延焼火災の恐れがなく、広域的な避難を要しない地区内残留地区という区域があるそうです。
Google防災マップはスマートフォンからでも閲覧することが可能です。現在は東京都のみですが、いざという時のために自分がよくいく場所の周辺だけでも一度はチェックしておくといいかもしれません。