窓を使ったインタラクティブでユニークなデジタルサイネージ 10

2014年9月8日

日本でも駅や店頭など、多くの場所でデジタルサイネージを見かけるようになりました。デジタルサイネージの多くは映像や画像が表示されていますが、今回は思わず立ち止まってしまう、インタラクティブでユニークなデジタルサイネージの事例をViemoより10個集めてみました。

1つ目はアディダスのデジタルサイネージ。HDカメラとKinectを使用してディスプレイの前にいる人の形を認識し、様々な背景画像と合成します。

こちらはオランダで行われたデジタルサイネージです。ディスプレイの前に立った人が燃えたり、レントゲン写真のように体が透けたりする仕掛けが施されています。iPadで色々なパターンに切り替えられるようです。

個人的には今回一番好きなデジタルサイネージです。窓に貼られた透明なスクリーンにたくさんの目玉が表示され、動いている人の方向を見るというもの。とてもシンプルですが、思わず立ち止まってしまいますし、色々試してみたくなります。

こちらはデジタルとアナログを上手く組み合わせたデジタルサイネージ。ディスプレイの前に釣られたバックの中から様々なものが飛び出してきたり、影がついたりとデジタルだけではないところがユニークで面白いアイデアだと思いました。

続いてはヘルシンキにあるNokiaのフラッグシップストアで行われたデジタルサイネージです。奥行きのある正方形の部屋が夜の街に映えています。

オークランドにあるニュージーランド銀行の窓を使ったデジタルサイネージ。Kinectを使用し、人の動きに合わせて映像が切り替わります。

お店の窓に貼られたスクリーンを利用したブロック崩しのデジタルサイネージ。左右に移動するバーを自分が移動することによって操作することができます。

こちらはロサンゼルスやニューヨークなどアメリカの6都市に設置されたアクアリウムのデジタルサイネージです。電話をかけて、声を出すことで魚を作成したり、キーパッドから餌を上げたり、水槽の中の魚とコミュニケーションを取ることができます。

スターバックスもデジタルサイネージを行っていました。トロントとバンクーバーの店舗にある店頭のスクリーンでゲームを楽しむことができます。

最後は学生が考えたコンセプトながら、とてもクリエイティブなデジタルサイネージです。ディスプレイに移った人物が通行人に合わせてアクロバティックな動きをするというもの。3年以上前に考えられたとは思えない、今見ても最先端な感じがしますね。

Kinectなどのツールが一般的になってきたことで今後はこのようなインタラクティブなデジタルサイネージが増えてくると思います。