見て驚き使って楽しいデザインも素敵なrabbit holeのプロダクト

想像力の種としてのプロダクトをコンセプトに2010年から始まったデザイン・プロジェクトのrabbit hole。現在5つのプロダクトを公開しているのですが、どのプロダクトもとても素敵だったので紹介します。

デザイン・プロジェクトのrabbit holeはデザイナーの鈴木篤さんと木工・家具デザイナーの竹内秀典さん、写真家でグラフィック・デザイナーの大西正一さんの3人によって2010年に開始されました。

身体の延長線上にあるプロダクト、そして身体を通して想像力を刺激するプロダクトの在り方を模索し、カタチにすることを目的に活動しています。rabbit holeという名前は「不思議の国のアリス」から引用しているそうです。

1. apple

1つ目のプロダクトは林檎の形をした鉛筆削りのapple。林檎そっくりな鉛筆削りは木で作られています。

鉛筆を削ってみると螺旋状に削れるので本当に林檎の皮を向いているような感覚になります。

2. cone

2つ目はクラッカーの形をしたライトのcone。外装には紙を利用しています。

電池を内蔵しているのでどこでも使うことができます。紐を引っ張って光がつくのはクラッカーのようですね。シェード本体を引いてon offを切り替えることができるので吊るして使うこともできます。

3. house

3つ目のhouseはステレオ写真を見るためのステレオスコープ。小窓を覗くと左右の目の視差により立体的な像が浮かび上がるようになっています。

中に入れる差換え用のカードは、アーティストとのコラボレーションによりシリーズ化していく予定だそう。

4. level

4つ目は水平器のような形をしたグラスのlevel。色が分離するカクテルなんかを入れるとお洒落かもしれません。

円錐状に削られた底面により傾いたグラスとラインが、注いだ水の水平や重力を意識させるデザインになっています。

5. oval

5つ目のovalは短針と長針の中心を分離させた時計です。

中心点が二つあることで、時刻毎に様々な表情を見せてくれます。時間が読めるようになるまで少し時間がかかりそうですが、それがまたいいのかもしれないですね。

どれも素敵なrabbit holeのプロダクトですが、現在はまだ発売していません。2012年より順次発売を予定しているということで今年中には発売されると思います。自分で使ってもプレゼントにしても喜ばれそうですね。

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